視力が低下してきた

僕は幼稚園の頃から、目が悪く、遠くを見る時に眼をいつも細めていたそうです。小学校に入学する頃には当たり前のように限鏡をかけ、学年が進むにつれて視力は低下し、レンズの厚みも年を追うごとに増していきました。高校に入ってからは、分厚い眼鏡をかけるのが嫌で、コンタクトレンズを使うようになりました。しかし、受験勉強を始めたこともあって視力は急激に低下し、いつしか「このままコンタクトをしていたら眼が見えなくなってしまう」という危機感に取りつかれるようになりました。インターネットで知ったのは、そんな切羽詰まった時のことです。ホームページには非常に詳しい説明が書かれていました。実績や、高性能なエキシマレーザーを使っていること、さらにレーザーを使ってフラップを作る最新の「イントラレーシック」を行っていることを知りました。
初診では三時間にもおよぶ詳しい検査が行われました。その後、他の患者さんたちと一緒にガイダンスを受けました。先生はどんな質問にもわかりやすく答え、しっかりとした説明をしてくれます。このときすでに手術を受けようと思いました。その後の診察で、僕の眼について説明を受け、そのとき初めて度数を教えてもらいました。マイナス一〇の近視と四の乱視がありました。多くの患者さんが来られますが、こうしたひどい例は少ないそうです。「それでも六〇%以上は一・〇の視力に回復しています」という先生の説明に納得して手術を受けることにしました。

 

僕の手術時間がやってきました。術衣に着替える時「これから手術を受けるんだな」という実感が湧いてきました。手術室では今井美樹の歌が流れていました。指示に職員の方々もきびきびと答えています。「いよいよこれからだ」初めは緊張していましたが、先生が話しかけてくれたので、思ったよりもリラックスできました。イントラレーザーでフラップを作るときは、痛みを感じることなく終わりました。その後、「度数が重いので照射は五〇秒ほど行います」と説明があってレーザーが照射されました。照射のときはさすがに緊張しましたが、無事終了。手術ベッドから降りる時には、すでに少し見えるようになっていました。